矛盾留学生、来音の記録〜動物科学科の先〜

アメリカに4年間正規留学し、動物科学を学んできた来音が知識を生かして就職するまでとした後の日々の記録。

仕事終わりに動物病院に走る

こんばんは、来音です。

今日からは動物に関する記事も書いていこうかと思っています。

Animalというカテゴリーに全て入れる予定ですが、主に

  • ペットに関すること
  • 家畜動物に関すること
  • 動物園に関すること
  • 仕事で学んだこと
  • 動物に関するニュース

などを記していくつもりです。

楽しみながら読んでいただけると嬉しいです。

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私の家族について

ではまずは初めに私の大切な家族について紹介しておこう。

私は現在致し方なく実家を離れて一人暮らしをしている。というのも本当は実家を離れたくはない。いや、ペットと離れたくないのである。

 

 

私の家には2匹の大切な弟と妹がいる。

一匹はシュナプーの女の子でもう一匹はサバ虎のノラ出身の男の子だ。

悲しいことに、彼らの一日は人間の一週間とイコールで結ばれてしまう。それほどまでに犬猫の寿命は私たちに比べて短いし、それだけ彼らの時間は貴重なのだ。

私の頭の中には常にそのことがある。だから、少しでも長く傍らにいたいのが本心だ。

仕事があるのでしょうがないが、今この状況は非常に不本意。

 

 

以後、シュナプーをこーちゃん、サバ虎をゆっくんと呼ぶことにする。

 

 

まず、こーちゃんを飼い始めたのは私が高校一年生のときだった。小学生の頃から「犬を飼ったらどんないいことが起きるのか」について画用紙に書き出してプレゼンしたり、飼ったらしっかりと世話をすることを記した契約書のようなものを作ったりしていたがなかなか手に入らなかったことを覚えている。小さいころからずっと犬が飼いたかった私にとって、こーちゃんは待望のペットだった。

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「この子にするから!」

部活帰りにふと携帯を開くと、その一文と共にある一匹の子犬の写真が突然送られてきた。その瞬間はうれしさよりも驚きが大きかった気がする。そう、私がこーちゃんを選んだわけではなかったのだ。後から聞いたところ、母と一緒にペットショップに行った妹が直感で選んだらしかった。ずっと「飼うなら白いふわふわのマルプーがいい」と家族が言っていたのを聞いていたので、黒っぽい小さなシュナプーが送られてきた時

「白くない…!」

と一人夕暮れの空につぶやいた。

 

 

生まれてくる子供の性別はどっちがいいかと話し合っても、結局元気に生まれてきたらどちらであってもこの上なく愛おしいという話を聞く。

まさにそんな感じだった。私は自分で選ぶことはなかったが、白であっても黒であってもマルプーであってもシュナプーであってもとてもとてもかわいいものだった。

 

 

正直な話、こーちゃんを飼うまではシュナウザーにそこまで魅力を感じなかったが、今ではとてつもない大ファンである。(無論こーちゃんは生粋のシュナではないが。)

そんな片手に収まる大きさだったこーちゃんも今ではもう8歳である。まだまだ元気に走り回るパワフルで愛らしい妹だ。

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一方ゆっくんは元々ノラとして家の庭で生まれた。暖かな陽気が目立ってきたころだったかと思う。私は留学中だったのだが、ある時母から連絡が来た。本当に小さな子猫が3匹も庭で発見されたのだという。しばらく全員を保護していたが、私が帰国したのち2匹は幸運なことに家族を見つけてあげることができた。残りの1匹はなんだかんだで縁あって家に残った。それがゆっくんだ。

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小さいころは(いや、つい最近までは)よく噛まれまくったが、落ち着いてくれたらしい。今ではお手やおかわり、待てをするほどの2歳の秀才猫となっている。

 

 

母、動物病院へ走る

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今日いきなり母から診断用紙の写真が送られてきた。

そこには「ストルバイト結晶」と記載されていた。因みに下の段の糖は陰性だった。

見るから尿検査の診断結果。

 

 

ゆっくんなのかこーちゃんなのか慌てて尋ねる。

どうやら猫のゆっくんの方らしかった。帰った時に元気がなく、おしっこをする時の態勢のまま固まっていたそうだった。痛がる様子はなかったらしく、明日病院に連れて行こうか迷ったが今日ギリギリで連れて行ったとのこと。

 

 

病院ではすぐに尿検査をしてくれて、今回の尿石症が判明した。もし明日だったら入院するはめになっていたかもしれないと言われたらしい。明細書には

  • 皮下点滴
  • 注射
  • カテーテル導尿

が治療として行われたとあった。

猫は体調不良を隠すと言われるので、しっかりと日々から観察してあげる必要があると改めて思い知った。とにかく間に合って本当によかったと思ったのと同時にやはり傍にいてあげられればいいのにとも感じた。

 

 

 

そもそもストルバイト結晶とは?

犬猫の膀胱などにできる尿石の成分として知られている。尿石が尿道や膀胱につまると、おしっこが出なくなったり逆にトイレに行く回数が増えたりする。そのため、治療法としてカテーテルを尿道から入れて尿を出してあげる方法が取られる。

 

 

尿石ができる原因なのだが、飲食物の成分や遺伝などもあるようだがゆっくんの場合は「飲む水の量が少ない」ことが関係しそうである。

実家にいて世話をしていた時にも何度も感じたことだった。水を変えてあげていたのだが、どうも減りが少ないようだった。早くにどうにかしてあげればよかったと悔やむ。

ご存知の方も多いと思うが、猫はもともと乾燥した地域に生息する動物だったため腎臓で尿を濃縮して水分を有効活用していた。その体の構造上、猫は腎臓の病気にかかりやすいと言われている。

 

 

知り合いの方にも愛猫を腎臓病で亡くされたり、動物病院でインターンしていた頃にも腎臓病で来院される方が多かったりした記憶がある。

飼い猫が普段どれほど水分を取っているのかを把握することの重要性が伺える。

 

 

治療法は?

今回の「ストルバイト結晶」の治療法だが、ゆっくんに下されたのは

  • 点滴のための通院
  • 尿ケアフードを与える(食事療法)

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ということだった。軽症だったため、食事療法で様子を見るようだ。恐らく、おしっこのpHを調整する類のものだろう。あとは、お水をしっかり飲んでくれるといいのだが…また様子を聞いてみよう。

 

 

まとめ

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今回は、家族の早期発見のため大事には至らなかったがやはり日頃から様子をしっかり観察してあげることが大切だ。特に、このストルバイト結晶は若い雄猫がなりやすい尿石のようだった。若いから、元気だから大丈夫という過信は危険である。常に異常はないか食事やトイレの様子にも目を配ってあげよう。

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