矛盾留学生、来音の記録〜動物科学科の先〜

アメリカに4年間正規留学し、動物科学を学んできた来音が知識を生かして就職するまでとした後の日々の記録。

【動物マメ知識】馬と人間の関わりはいつから?馬との歴史についてひも解いてみる

こんばんは、来音です。

 

 

先日たった2日間の休日で旅行に行ってみました。いつもならボーとして終わってしまう休日ですが、内容が盛りだくさんで一瞬一瞬を大切に過ごせた気がします。

 

 

2日間しかない休みでもしっかりと旅行を楽しむことができるんだと新たな発見がありました。やればできるもんだなぁと実感。とは言っても私に関してはずっと助手席係だったのですが。(笑)

 

 

来週の2連休も予定を立てて、充実した休日にしたいものです。

 

 

さて、今回は馬と人との関係性を明らかにしていきたいと思います。

 

 

というのも、私は仕事上お客様に「馬」という生き物をより理解してもらうために説明していかなくてはいけません。

 

 

馬と人が一体どれくらい昔から共存しているのか説明することによって、馬をもっと身近に感じてほしいと考え、今回ブログでも紹介することにしました。

 

 

それでは早速参りましょう!

 

 

 

馬と人の始まりは○○時代から!?

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馬の家畜化はなんと紀元前に遡る。中央アジアを筆頭に紀元前3500年頃から始まったと言われている。それまでは、馬は人間にとってただの狩猟の対象だったようだ。

 

 

世界的に見ると、実際に人間が馬に乗り始めたのは紀元前1500年頃。中世に入ると、ヨーロッパでは重種と軽種の間で交配をして現在存在している馬が作られ始めた。

 

 

因みに、馬の祖先として知られている「エオヒップス」は5500万年前に北米に現れたとされている。500万年前にはより速く走るため、現存している馬のように蹄を1つ持つ形に進化した。(=「プリオヒップス」)

 

 

日本に馬が伝わったのは弥生時代末期だと言われている。4世紀末ごろには既に乗馬が伝わっていたというのだから驚きである。軍事に用いられることが主流だったとされている。

 

 

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古墳の中には、馬をモチーフにした埴輪が首長と共に埋葬されていたことから、昔から馬がいかに人間と近い関係にあったかが分かる。

 

 

奈良時代平安時代と、多くの馬は人間と共に戦に駆り出され、戦ってきた。出土された馬の遺骨から、この時代の馬は体高120~140cmほどだと推測される。

 

 

今乗馬クラブで活躍しているサラブレッドが体高170cmであることを考慮すると、昔の馬はとても小柄だったようだ。

 

 

明治大正になると、馬匹改良が行われて日本在来種の数が減少する。馬の種類はその用途によって改良がなされ、いまでは200種類以上が存在している。馬は農耕や輸送手段などとして我々の重要な動力源となってくれていたのだ。

 

 

ずっと昔から私たちの暮らしは馬と共にあった。実のところ、馬無くしては人の歴史は語れない。

 

 

 

現代では機械の発達により、馬と接するのは乗馬クラブや競馬中継などごくわずかに限られている。昔は猫や犬と同じくらい身近な存在だったのに、このように考えるとなんだか寂しいような気がしてくる。

 

 

 

ウシや豚も家畜なのになぜ馬だけ愛玩動物のように扱われるのか

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家畜化は何も馬だけに限ったことではない。牛や豚、鶏なども昔から家畜として飼われてきた。それなのに、なぜ馬だけ特別扱いされてきたのだろうか。

 

 

それは、馬が単に「走るのが早い」ことや「力が強いが穏やか」なことだけが理由ではない。最大の理由はやはり彼らの知能指数にある。

 

 

馬は牛や豚などの他の家畜に比べて、知能指数が高い。中でも記憶力には優れているとされる。だから、よくお世話してくれる人を覚えることもできるし、調教することもできるのだ。(賢いからこそ、コミュニケーションをとる際に気をつけなくてはいけないことも多々ある。)

 

 

これが、馬が人間のパートナーである所以である。よくよく観察してみると馬の感情は人間に近しいものがあることも分かってくる。

 

 

なにより彼らの瞳は純粋で美しく、しっかりと意思があることを物語っている。

 

 

まとめ

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馬がどれほど長いこと人間と共に歴史を歩んできたのか分かっただろうか。

 

 

今でこそ、馬と触れ合う機会は減っているわけだが、これからもきっと様々な場面で馬は人間を支えてくれる。

 

 

私たちと馬との関係は切っても切れないものなのだ。ということで、是非乗馬クラブにも遊びに来てほしいものである。🐎

 

 

 

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