【競馬だけじゃない!?】馬を使った競技の種類は意外とたくさんある!
ご無沙汰になってしまいました、来音です。
言い訳になるのですが、朝練として早朝騎乗を頑張っていたせいで帰宅後は疲れてなかなかブログを書くことができていませんでした、、、
これからは、またこの生活に慣れてきたので徐々に再開していきたいと思います。
さて、今日はタイトルにもあります通り「人馬で共に闘う競技」について勉強していきたいと思います。
皆さんは、「馬を使った競技」と聞いて何が思い浮かびますか?
速さを競う「競馬」と答える人が多いのではないでしょうか。もしくは、カウボーイを思い浮かべる人もいるかもしれません。
実は他にも沢山の競技があるのです。一つずつ見ていきましょう。
実は競馬にも色々な種類がある
平地競走
これが所謂よくテレビで見かけるサラブレッドのレースのことである。
近頃も5月31日に行われた日本ダービーが話題になっていた。
前回の記事で乗馬の馬の走り方は主に3種類とお伝えしたが、実はこの平地競走での走り方はその3種類の中には当てはまらない。
競馬での走り方は「襲歩(ギャロップ)」と呼ばれる馬が全速力で走る時の走り方である。
時速は約60km毎時、つまり自動車に匹敵する速さでコースを駆ける。
障害競走
こちらもサラブレッドによる襲歩でのレースである。違いは、コースに障害が置かれていることだろう。
障害を飛び越えながらゴールの速さを競う。
どのようなものか参考に動画を貼っておくので、気になる人は是非見てほしい。
競馬はどれも馬も人もある意味命がけなわけだが、この障害レースもなかなかにリスクの高い競走である。
ばんえい競走
日本人なら知っておきたい競馬がこの「ばんえい競走」である。このレースは北海道の帯広市でのみ唯一開催されている。
重種の馬がなんと450kgのソリにさらに負担重量と人間を乗せてコースを走る。
上の2つのようなスピード競走とはまた異なり、これは馬の力の強さを競うというニュアンスを含む。
ただソリを引くだけではなく、コースには障害もある。
こちらも珍しい競馬なので、動画を参考に貼っておく。
世界唯一!大迫力!ばんえい競馬!Obihiro Horse racing "BANEI", Hokkaido
これら3つの他にも繋駕速歩競走や騎乗速歩などといった競技も見られる。
さらに、馬を使ったスポーツは競馬だけではない。
馬術競技
馬術競技は主にブリティッシュとウエスタンの2つに分けられる。
言葉通り、ブリティッシュはイギリスなどのヨーロッパ地方発祥の競技で、ウエスタンはアメリカ発祥の競技だ。所謂カウボーイのあのワイルドな乗り方を想像してもらうといいだろう。
ブリティッシュはさらに3つに分けられる。
馬場馬術
馬術界のフィギュアスケートのような競技である。いかに馬を正確に美しく動かすかがポイントとされる競技だ。
少し乗馬をしている程度の人なら分かると思うが、馬を動かすには手綱をコントロールしたり、脚を使う必要がある。初心者はどれだけ脚で馬のお腹を蹴っても鞭を使ってもなかなか進んでくれなくて苦労することも多々ある。
実際にこの馬場馬術の競技を見ていると、扶助をいつしているのかどうやって動かしているのか一見わからない。乗り手のごくわずかな合図に馬が従っているのだ。まるで馬の意思で歩いているかのように見える。これが馬場馬術の美しさであり、観客を引き込む。
また乗り手の衣装にも注目してほしい。ハイクラスの大会では黒や濃紺の燕尾服、トップハット、白のキュロット、ネクタイ、手袋、黒色のブーツと拍車を着用するように定められている。とても上品で気品を感じさせる衣装だ。
とにかくめちゃくちゃかっこいい!!
障害飛越
こちらはコースに置かれた障害を飛ぶ技術を競う競技だ。障害に触れてバーを落下させたり破壊した場合に減点されていく減点方式で採点される。また、馬が障害に対して反抗した場合にも減点される。
規定タイムがあらかじめ設定されており、その時間内にゴールしなくてはいけない。超過した場合にも減点されてしまう。選手がコースを把握していかに正確な歩数で馬を飛ばすかにかかっている。
馬術 六段障害飛越競技で日本記録(197cm) 2013.10.07
総合馬術
総合という名前から分かる通り、馬術の全ての要素を盛り込んだ競技である。
3日間かけて同じ人馬で行われる競技のため、英語ではThree Day Eventsと呼ばれる。
1日目に馬場馬術、2日目にクロスカントリー、最終日に障害飛越が行われる。
最大の魅力は2日目のクロスカントリー。起伏のある自然の中、障害を飛び越えていく。丘を登ったり、池に飛び込んだりと様々な難所が人馬を待ち受ける。
ヨーロッパでは大変人気のある競技だが、日本でも三木ホースランドパークやJRAが運営している馬事公苑などで観ることができる。
ウエスタンの迫力はピカイチ!
最後にウエスタン競技を紹介する。
ウエスタンはまた風味が一味違う。カウボーイの仕事から発祥したとされている。そのため、乗り手のスタイルもカウボーイハット、バックル、ジーンズといった衣装が正装だ。
1番の特徴は、片手手綱で馬を乗りこなすこと。
雰囲気の違いは動画を観てもらえばすぐに分かるはずだ。
Awesome Reining Horses - Out West
その他のスポーツ
ポロも馬を使ったスポーツの1つだ。別名は「紳士のスポーツ」。
かつては使われる馬の体高が142または147cmと決められていたが、現在はサラブレッドも使われているそうだ。
サッカーコートの9倍もの広さの芝生の上を、乗り手がパタースティックのような棒をもって、敵チームのゴールを狙ってボールを打つ。
先程紳士のスポーツだと記述したが、接触も多いかなりハードなスポーツである。
まとめ
このように馬を操って闘う競技にはたくさんの種類が存在する。どの競技も馬と一体になって競う。人馬一体とはどのようなものなのか、動画を通して改めて感じ、学ぶことができた気がする。
馬も人間もお互いを信用しているからこそ成り立っていることを感じさせられるのは私だけではないはずだ。時に接触や落馬などの危険も伴う人馬ともに命がけのスポーツである。
だからこそ、観戦する人々を虜にし続けているのだろう。
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